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クロムウエルのレジンキットは一発成型抜きを得意としているが、車体裏側には底がない。
写真は湯口のバリ取りを丁寧に行い、キット付属の底面パーツで底をふさいだ状態。 |
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a型の特徴である砲塔側面の視察クラッペの視察口が正確に再現されているのが嬉しい。車体前方からの写真で、a型かb型かを識別するのに役立つからである。古いキットだが2003年の今の目から見ても充分に通用するキットである。 |
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a3型の全景。小ぶりな車両だが好感が持てる丁寧に再現されたキットである。ただし、レジンキットに付き物の事後変形の歪みを直すには、湯につけて直すか、ドライヤーで暖めて直すかは必要な作業である。 |
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固定用のねじ穴作成と、底板でふさいだ隙間をパテで成型し、ペーパー掛け。目に入らない箇所だが丁寧に工作。 |
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大型排気口の周辺。ほぼ丁寧に再現されている。フェンダーの歪みはお湯につけて解消した。 |
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b型のEAGLESモデルとは違ってしっかりとした作りの転輪である。レジンキット特有の再現精度の甘さは仕方のないところなので、接着にはエポキシ系の接着剤を使用する予定。
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2液混合タイプの5分間硬化型のエポキシを使用した。実用強度までには18時間かかるとのこと。 |
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a型の履帯はb型と違って、幅が異なるとのこと。したがってカステン製のものは使用せずにキット付属のものを使用した。カステン製のものはc型以降のものである。レジンキット特有のかけやひけがあるが、熱湯とドライヤーで暖めながら工作した。 |
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OVM類の固定にはステンレス棒を補強として使用した。 |
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砲身はマムート製のものを使用。若干細い感じがするが寸法的には正しい。
そのほか砲塔上部のハッチは他キットから流用した。 |
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a3型のフェンダー上には消火器が2個付いている。これは8輪装甲車でも見られるが、大戦初期の戦闘車両には、被弾の際の火災発生の対策に非常に気を使っていたのかもしれないことをうかがわせる処置と考えられる。 |
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サーフェイサー1000番を吹いた。 |
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砲塔表面の気泡や段差をタミヤパテで修正。 |
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その後、800番の耐水ペーパーで研磨した。 |
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車体後部の気泡も同様にタミヤパテで修正。 |
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その後、800番耐水ペーパーで研磨した。 |
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基本色をエアブラシ。 |
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車体上部からの撮影。 |
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ASA800のネガフイルムで撮影。 |
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パステルでエッジを強調したり、その後基本色を重ね塗りして全体の調子を整えた。
撮影に使用したOM−1のシャッター音は心地よい。
(2003年6月14日) |